【悲報】『サクマ式ドロップス』で知られる佐久間製菓が廃業へ 新型コロナの影響による販売減や原材料高騰に耐えられず 110年の歴史に幕

在外同舟 头条

赤色の缶の「サクマ式ドロップス」で知られる佐久間製菓(株)が廃業へ、原材料高騰が影響 – Yahoo!ニュース

「サクマ式ドロップス」を製造販売する佐久間製菓(株)が2023年1月20日に廃業すると取引先に通知した。
廃業の理由は、新型コロナの影響による販売減や原材料、エネルギー価格の高騰、人員確保の問題などをあげている。

佐久間製菓のホームページによると、サクマ式ドロップスは1908(明治41)年に完成。太平洋戦争で工場などが被害を受けたが、1948(昭和23)年に再興した。八王子市に工場を構え、高い知名度を背景に事業を拡大させていた。

しかし、安価製品との競合のほか、その他のヒット商品に恵まれなかった。
さらに新型コロナウイルスの感染拡大による需要減も重なり、2021年9月期は1億5,173万円の最終赤字を計上し、財務内容が後退していた。

また、別会社で緑色の缶の「サクマドロップス」などキャンディー製造のサクマ製菓(株)の担当者はTSRの取材に対し、「佐久間製菓の廃業に関する影響はなく、通常通りキャンディー製造を続けている」とコメントした。

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